IEA:今年の世界石油需要見通しを引き上げ-景気回復の勢い増で

国際エネルギー機関(IEA)は 18日、今年の世界の石油需要見通しを4カ月連続で引き上げた。景気 回復が勢いを増していることを理由に挙げている。

IEAは月報で、2011年の世界の石油消費は平均で日量8910万 バレルと、前年比で140万バレル(1.6%)増加するとの見通しを示し た。前月の予想から36万バレル上方修正した。

IEAは、追加需要を賄うため石油輸出国機構(OPEC)は供 給を拡大する必要があると呼び掛け、現行の1バレル=95ドルを上回 る原油価格は「経済への現実的リスクをもたらしている」との見方を 示した。

最近の需要増について月報は「より堅調な景気回復に加え、昨年 末に北半球を襲った例年を下回る寒冷気象が理由とみられる」とし、 「11年の需要増加は途上国が理由となることが見込まれる」と分析し た。

IEAはまた、需要増に対応するためOPECは今年30万バレル 増の日量2990万バレルに生産量を引き上げる必要があるとしている。

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