ドイツ連立与党、減税計画維持で合意-先送り目指す財務相の意向無視

【記者:Brian Parkin】

1月17日(ブルームバーグ):ドイツ連立与党の議員団は、今年の 減税計画を維持すると表明した。財政赤字削減に向け減税措置の先送 りを目指すショイブレ財務相の意向を無視した形だ。

ショイブレ財務相やメルケル首相を擁するキリスト教民主同盟 (CDU)と連立相手の自由民主党(FDP)は17日にベルリンで、 一部の減税措置について今月1日にさかのぼっての適用を目指すこと で合意した。同財務相は2012年以降に減税を実施したい考えを示して いた。

議会財政委員会のボルカー・ウィッシング委員長(FDP)は記 者団に対し、「われわれの目標は明確だ。勝者を見つけることで、それ は納税者だ」と語った。委員長によると、議員らは月内に決議を内閣 に提出する。

独政府は先月、12年1月1日までに税制を透明化・簡素化させる ための41の措置について合意。企業は同日から最大40億ユーロ(約 4400億円)の恩恵を受けられる可能性があるが、連立与党は個人の減 税措置について即時ないし遡及(そきゅう)実施で一致している。

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