中国人民元:対ドルで上昇、約17年ぶり高値-米中首脳会談控え

中国人民元は18日、対ドルで上 昇し、約17年ぶりの高値となった。中国当局が19日の米中首脳会談 を前に元高を容認するとの観測が背景。

中国人民銀行(中央銀行)はこの日、人民元の中心レートを2005 年のドルとのペッグ(連動)制廃止以降の最高水準に設定。米国の超 党派の上院議員グループは17日、中国に人民元切り上げを迫る新たな 法案の可決を目指す考えを表明した。米国の統計によると、中国の昨 年1-11月の対米黒字は2520億ドルを記録。ガイトナー米財務長官 は先週、人民元を「もっと急速」に上昇させるべきだとの考えを示し た。

ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のシニアストラテジ スト、ブライアン・ジャクソン氏(香港在勤)は、「米中首脳会談を控 え、中国は国際的圧力に屈することなく人民元を正しい方向に動かし ていることをアピールしたい考えだ」と語った。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元は一 時1ドル=6.5824元と、公定・市場レートが統合された1993年末以 来の高値を付けた。上海市場の終値は前日比0.15%高の6.5829元。

ブルームバーグが集計したデータによれば、元の1年物ノンデリ バラブル・フォワード(NDF)は前日比0.17%高の1ドル=6.4552 元と、元が今後1年で2%上昇するとの予想を反映した水準にある。

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