英BPと露ロスネフチの提携:米議会の審査回避か-業界団体理事長

英BPとロシア国営の石油会社ロ スネフチの資本・業務提携について、米議会の審査対象にはならないと の見方を国際投資機構のナンシー・マクラーノン理事長が示した。BP はロスネフチに5%の株式を譲渡した。

マクラーノン理事長は17日の電話インタビューで、「この提携が 審査対象になるとは思わない。BPは提携をスムーズに進めるために、 疑問を抱いている米政府や議会などに説明する必要はあるかもしれな い」と述べた。国際投資機構は外資系米現地子会社の団体。

米下院エネルギー通商委員会のバーガス議員(共和、テキサス州) は、14日に発表されたBPとロスネフチの株式交換について、BPア メリカに対して与える影響を対米外国投資委員会(CFIUS)が審査 するよう求めた。BPの米現地法人である同社は2009年度に、米国防 総省の燃料供給業者としては最大だった。

BPの広報担当者(ロンドン在勤)はすぐにはコメントできないと 述べた。

BPは同社株の5%とロスネフチ株9.5%を交換することで合意し た。両社は西シベリアに面するカラ海の4万8000平方キロメートルの 地域を探査することでも合意した。同地域の油・ガス推定埋蔵量は 1000億立方メートル。

米下院天然資源委員会のマーキー議員(民主、マサチューセッツ 州)は14日、この資本・業務提携により昨年のメキシコ湾原油流出事 故のBPの補償金支払い責任をめぐり「政治が複雑化する」恐れがある とし、審査が必要だとの声明を発表した。

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