メルケル独首相の連立パートナー、危機対応見直しで柔軟姿勢を示唆

【記者:Brian Parkin、Rainer Buergin】

1月17日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相の連立パー トナー、自由民主党(FDP)は、欧州各国が財政赤字問題への取り 組みを公約していることと引き換えに、ソブリン債危機への対応で追 加措置を検討する用意があることを示唆した。

FDP幹部のクリスティアン・リントナー氏は記者団に対し、党 関係者が週末、さらに17日にも、ベルリンでの定例執行委員会でド イツとしてのソブリン危機への対応を協議したことを明らかにした。

リントナー氏は「危機への断片的な対応をやめざるを得ないのは 明らかだ」とした上で、「選択の余地はなく、われわれには当然なが ら脅威が存在する国を支援する用意はある」と述べた。

メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)とFDPのメ ンバーは先週、欧州連合(EU)の4400億ユーロ(約48兆3000 億円)の救済基金の規模拡大に反対する姿勢を示していた。今年は7 州・特別市で議会選挙が控えている。

リントナー氏は「金融支援だけを協議し続けることはできない。 同時にユーロ圏の財政再建と競争力への対応も図る必要がある」とし、 「ドイツとしては、常に与えるだけではなく、要求することもできる はずだ」と指摘した。

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