「神経質」になったヘッジファンド:金の買い越し減らす-相場上昇で

ヘッジファンドの金相場上昇を見 込む買い越しが2009年7月以来の低水準に減少した。年間ベースの金 相場は10年連続で上昇した。

米商品先物取引委員会(CFTC)が14日発表したデータによる と、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門ではヘッジ ファンドなど大口投機家の金の買い越しが11日終了週に前週比9.1% 減の14万4236枚となった。前週も6.7%減少していた。

中央銀行が低金利を維持する一方、欧州の債務危機で安全性の高い 投資先とみられている金の需要が拡大したため、金相場は昨年12月7 日に過去最高値の1オンス当たり1432.50ドルに達した。2000年末 から10年末までに6倍に高騰した。

プロスペクター・アセット・マネジメント(イリノイ州)のレオナ ード・カプラン社長は「金投資はこれまでに多くの利益に結び付いてお り、これ以上利益が上がらない可能性があるとみて市場関係者は神経質 になっている」と指摘。「大口投機家は投資を控え始めている。彼らは 現行の相場水準について、誰が見ても割安ではないと分かっている」と の見方を示した。

金先物相場2月限は14日、1360.50ドルと昨年11月22日以来の安 値で引けた。今月に入って4.3%下落している。

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