日立工機株が昨年6月来高値、利益率上昇見込み格上げ動き

電動工具大手の日立工機株が一時、 前日比3.8%高の842円と4連騰。利益率重視が功を奏し、2011年3 月期下期の営業利益率は上期を大幅に上回ると予想し、ゴールドマ ン・サックス証券は17日付で投資判断を「買い」に引き上げた。今後 の業績拡大を期待する買いが優勢となり、昨年6月23日(843円)以 来、約7カ月ぶりの高値を付けた。

ゴールドマン証の境田邦夫アナリストは17日付のリポートで、日 立工機株の投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、今後12カ月 間の目標株価を750円から850円に変更した。

同氏によると、日立工機がマーケット・シェア至上主義から利益 率重視へと方向転換したことで、11年3月期下期の連結営業利益率は、 上期の1.7%を上回る5.1%となると予想。好調な電動工具需要の恩恵 も受け、来期(12年3月期)の営業利益は前期推定比2.5倍の98億 円になるとの見通しを示した。

ブルームバーグ・データによると、担当アナリスト4人の今期営 業利益予想の平均は44億円で、会社側計画の42億円を上回る。また 来期に関しては、平均で79億円となっている。

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