中国:長短金利差拡大、インフレ懸念再燃で-昨年成長率10%超の予想

【記者:Bloomberg News】

1月18日(ブルームバーグ):中国の債券市場は、国内総生産(G DP)統計発表を前にインフレ懸念の再燃を示し始めている。昨年の 経済成長率は10.2%と、2007年以来の高成長になったと見込まれてい る。

10年債と2年債の利回り格差(スプレッド)は17日に71ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)と、4日の48bpから拡大。利 回り曲線がスティープ(傾斜)化した。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミスト27人の予想中央値によると、20日発表される昨 年12月のインフレ率は4.6%と、2年4カ月ぶりの高い伸びを記録し た前月の5.1%からの鈍化が予想されている。調査によると、昨年10 -12月(第4四半期)の経済成長率は9.4%となったもようだ。

18日から米国を訪問する中国の胡錦濤国家主席は先週末、インフ レ率は「緩やか」だとして、中国の物価上昇への対応には人民元の上 昇が必要だとのガイトナー米財務長官の見解に反論した。12月に中国 の利回り曲線は72bp縮小し、フラット(平たん)化した。一方、米 国は世界景気が回復しつつあるとの見方から、スプレッドが36bp拡 大して270bpとなった。

交通銀行シュローダー・ファンド・マネジメントのファンドマネ ジャー、リン・ホンジュン氏(上海在勤)は「インフレ加速見通しや 中銀が利上げを継続する可能性から、利回りはすべての期間で上昇す るだろう」と予想した。

--Zheng Lifei. With assistance from Kevin Hamlin in Beijing, Luo Jun and Judy Chen in Shanghai, and Jay Wang in Singapore. Editors: Paul Panckhurst, Sandy Hendry

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 山口裕子 Yuko Yamaguchi +81-3-3201-8984 yuyamaguchi@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Zheng Lifei in Beijing at +86-10-6649-7560 or lzheng32@bloomberg.net; Kevin Hamlin in Beijing on +86-10-6649-7573 or khamlin@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Paul Panckhurst at +852-2977-6603 or ppanckhurst@bloomberg.net

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