米国債、実質利回りの高さで人気-財政赤字への懸念を打ち消し

インフレ調整後の実質利回り の高さが米国債の人気を高め、米財政赤字への投資家の懸念を打ち 消す形になっている。

米10年債のインフレ調整後の実質利回りは1.81%。ドイツ 国債は1.32%、日本国債は1.1%、英国債31ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)だ。

1960年代よりも低いコアインフレ率が高い実質利回りにつなが り、米政府の赤字補てんや、景気てこ入れの資金を確保する助けにな っている。海外の投資家は昨年10月まで1年6カ月連続で米国債を 買い増した。

ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメ ントで債券運用に携わるジャック・マッキンタイア氏は、「赤字に ついての苦言も聞かれたが、市場は当局が正しい政策を取り成長に 注力すると考えている。長期的には成長が債務状況を改善させる」 と指摘。「インフレ圧力が顕在化していないことやまだ弱い回復、 雇用増のもたつきから、米国債の実質利回りは魅力的な水準にある」 と分析した。

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