OPECの増産は「時期尚早」、在庫は5年平均上回る-ゴールドマン

ゴールドマン・サックス・グルー プの商品調査責任者、ジェフ・カリー氏(ロンドン在勤)は、石油輸 出国機構(OPEC)の生産動向について、世界の石油在庫が依然と して5年間の平均を上回った状態にあるため、原油相場が上昇する中 でも増産に動く公算は小さいとの見通しを示した。

同氏は17日のインタビューで、「OPECにとって増産は依然と して時期尚早だ。これまでも価格を基準に決定を下していない」と指 摘。「増産を決める主な判断材料は、どの時点で在庫が5年平均に戻る かだ」と語った。

原油相場は過去1年で17%上昇。燃料インフレが起こり、経済成 長を抑制するとの懸念が高まっている。OPECは17日、新興国・ 地域での需要増加に対応するため供給を増やす必要があるとの認識を 示した。

国際エネルギー機関(IEA)によれば、経済協力開発機構(O ECD)加盟国の昨年10月時点の商業用石油在庫は70万バレル増の 27億5000万バレルで、5年平均の水準を5600万バレル上回ってい る。

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