ユーロとスペイン債下落、欧州の救済策協議で-米国株先物も下げる

【記者:Stephen Kirkland、Michael P. Regan】

1月17日(ブルームバーグ): 欧州の閣僚が救済策を協議す る中でユーロは17日、対ドルで6営業日ぶりに反落し、スペイン 債も下落した。米アップルのスティーブ・ジョブズ最高経営責任者 (CEO)が医療休暇を取得すると同社が発表したことを受け、米 国株先物も下げた。

ニューヨーク時間午後3時10分(日本時間18日午前5時10 分)現在、ユーロは前週末比0.7%安の1ユーロ=1.3291ドル。ス トックス欧州600指数はほぼ変わらず。アップルが構成銘柄で2番 目に大きいS&P500種株価指数先物は0.3%下落した。中国のイ ンフレ対策が成長を抑制するとの懸念が広がり、上海総合指数は 3%下落、アジア株を押し下げた。MSCI新興市場指数は0.4%、 ブラジルのボベスパ指数は0.5%それぞれ下げた。米市場は祝日の ため休場だった。

欧州財務相らはこの日ブリュッセルで、債務危機対応戦略の見 直しを話し合うことになっていた。ドイツは支援拡大のアプローチ に反対する姿勢を弱めている。欧州中央銀行(ECB)の政策委員 会メンバー、キプロス中銀のオルファニデス総裁は、欧州の救済基 金による債券購入が認められるようになれば、ECBは国債購入を 中止できる可能性があると指摘した。オバマ米大統領とのワシント ンでの首脳会談のため18日から訪米する中国の胡錦濤国家主席は、 人民元上昇が必要との米国の立場に反論した

カナディアン・インペリアル・バンク・オブ・コマース(CI BC)の外為戦略担当エグゼクティブディレクター、ジェレミー・ ストレッチ氏(ロンドン在勤)は「先週上昇したユーロに対し、慎 重になる要因が多くある」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE