米ムーディーズ:財務コベナンツの増加は「潜在的なリスクを包含」

米格付け会社ムーディーズは、日本 の企業向け銀行ローンに設定され、個別には開示していない財務などに 関する制限条項(コベナンツ)が、社債保有者にとって潜在的リスクと なっているとの見解を示した。同社が格付けする92社を調査した結果、 分かったとしている。

一般的なコベナンツでは、借り手が維持しなければならない条件と して最低限の営業利益や純資産、格付けを設定している。ムーディーズ では融資契約上のコベナンツは増加しており、その存在が借り手企業が 最も資金を必要とするときに銀行借入枠からの借り入れができない可 能性を生むという。

ムーディーズは14日付のリポートで、財務内容と同様、コベナン ツの開示が不十分であれば、「上場企業がコベナンツに抵触し、デフォ ルトに陥る寸前になるまでそうしたリスクを把握できない場合が出て くるだろう」と指摘した。

-- Editor: Kazu Hirano

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