英RABが香港で追加人員削減-アジアのヘッジファンド設定を断念

英ヘッジファンド会社で運用資 産が86%減少したRABキャピタルは、英国で運用するファンドに重 点を置くため、香港で昨年10月以降2回目の人員削減を実施した。 事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

情報が非公開だとして同関係者らが匿名を条件に語ったところに よると、RABはアジアのディストレスト資産や資金繰りの厳しい投 資家が売却した資産に投資するディープバリュー・ファンドの設定計 画を撤回した。同ファンドの運用のためにDBズワーン社から採用さ れた5人のうち4人は昨年12月末に退社したという。

アジアでの人員整理は、早期の業績黒字化を目指してRABが昨 年9月に発表した経費削減に向けた広範な経営努力の一環。同社は同 月の発表資料で、2010年の業績が「市場の期待を大きく下回る」可能 性があると警告していた。

同社は今月13日、ブルームバーグからの質問に対する回答文の 中で、「アジアでのコスト削減に向けた措置を講じている」と説明し ていた。同社の社外広報担当者、シャーロット・カークハム氏は、人 員削減の詳細についてコメントを控えた。RABの運用資産は2007 年末のピークの72億ドル(約5968億円)から昨年8月末までに10 億5000万ドルに落ち込んでいた。

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