メルケル独首相:赤字削減が「絶対的な優先事項」-連立政権は一致

ドイツのメルケル首相は、減税よ りも赤字削減が「絶対的な優先事項」であるとの認識で連立政権は一 致していると述べた。減税は「余裕がある」場合に、低・中所得者の 一部に限り認められる可能性があるとしている。

メルケル首相によれば、キリスト教民主同盟(CDU)とキリス ト教社会同盟(CSU)、自由民主党(FDP)の連立与党の財務責任 者は、2012年に予定する税制簡素化で納税者に今年どのような恩恵 が出始めるかについて16日の週に財務省と協議する。

首相は15日、CDU最高幹部らとの会議後、マインツで記者団 に対し、税制簡素化と税率引き下げを盛り込んだ広範な税制改革が「引 き続きアジェンダに載っている」と述べた。実施は経済見通しに左右 されるが、その見通しは引き続き不透明だとの認識を示している。

一方、FDP党首のウェスターウェレ副首相兼外相は「実行可能 な税制簡素化措置は全て」年内に出そろうと述べており、連立政権内 の不一致を浮き彫りにしている。

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