精錬銅供給:今年最大60万トン不足か、供給面に問題-JPモルガン

今年の世界の精錬銅供給について、 かなり需要が軟化するシナリオでも50万-60万トン不足するとの見通 しを、JPモルガン・セキュリティーズが示した。

JPモルガンの金属ストラテジストのマイケル・ジャンセン氏は上 海での会議で、昨年は供給途絶により鉱山供給の増加分のほとんどが失 われたようだと指摘。「今年は需要がさらに回復する一方、供給面の問 題の影響は強まるだろう」との見方を示した。

ロンドンの銅先物相場(3か月物)は昨年、世界の景気改善や商品 投資需要の拡大を背景に30%上昇。今月4日には過去最高値の1トン 当たり9754ドルに達した。国際銅研究会(ICSG)は精錬銅供給が 今年、43万5000トン不足すると予想している。

ジャンセン氏によると、現行の相場は、未開発地域や操業停止地域 の開発を促すのに十分な水準だが、利用可能な資本やプロジェクトの優 劣、資源ナショナリズム、地質工学的な課題など長期にわたる問題が引 き続き供給の増加を阻む主因になっている。同氏はプレゼンテーション で「銅はますます不足するとみられており、通常は貴金属の属性だった 価値保存の機能がさまざまな意味で適用されている」と指摘した。

ジャンセン氏は、今年のロンドン市場の現物価格平均は9713ドル と予想している。

--Helen Sun. Editors: Richard Dobson, Neil Western.

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