鉄鋼原料炭価格:300ドルに上昇か、豪州の洪水で-英マックロスキー

オーストラリアを襲った洪水の影 響で供給が落ち込む一方、中国とインドの需要が拡大するため原料炭価 格が今年、1トン当たり300ドルに達する可能性があると、英石炭調査 会社マックロスキー・グループはみている。

マックロスキーの創業者、ジェラード・マックロスキー氏は16日、 ニューデリーでインタビューに応じ、「今年は原料炭需要が増加する一 方、供給は減少する可能性が非常に高い」と予想。「今年はアジアで鉄 鋼生産能力が増強される見通しで、欧州連合(EU)と米国では消費が 回復している」と述べた。

豪州が過去50年で最悪の洪水に見舞われたことを受け、豪英系B HPビリトンや英豪系リオ・ティント、スイスのエクストラータなどク イーンズランド州で原料炭を生産する企業は、出荷に支障が出る可能性 を示唆している。同州は世界の供給の約半分を占める。世界鉄鋼協会に よると、鉄鋼消費は今年、5.3%増加すると予想される。

マックロスキー氏によれば、世界の原料炭需要は今年、約7%増の 2億4500万トンと、昨年の約2億3000万トンから増加する見通し。 同氏はニューデリーで開催されている鉄鋼関連会議に出席している。

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