【個別銘柄】中国関連、ゴム、農業、半導体、ユーシン、ユニツール

きょうの日本株市場で株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

中国関連株:コマツ(6301)が1%安の2513円、日立建機(6305) が1.3%安の2018円、島精機製作所(6222)が2%安の2069円など 午後の取引で弱さが目立った。中国人民銀行は14日、およそ2カ月間 で4回目となる市中銀行の預金準備率引き上げを行うと発表。これを 受けて中国上海総合指数株価、深セン総合株価指数が17日の取引で急 落したため、中国経済の先行きを警戒する売りが先行した。

ゴム製品株:ブリヂストン(5108)が0.9%安の1550円と4日続落、 東洋ゴム工業(5105)は3.5%安の195円、横浜ゴム(5101)は1.9%安 の415円など。天然ゴム価格の急騰を懸念し、UBS証券は14日、ブ リヂストの投資判断を従来の「買い」から「中立」に引き下げた。

農業関連銘柄:日本配合飼料(2056)が8.5%高の115円、保土 谷化学工業(4112)が5.7%高の371円など。上場投資信託の穀物E TF(1688)も15%高の647円となり、東証1部の上昇率上位に並ん だ。14日発足した菅直人第2次改造内閣は、顔ぶれから環太平洋連携 協定(TPP)参加に積極的と受け止められ、農業の効率化や輸出積 極化などで関連企業に恩恵があるとみられた。

北興化学工業(4992):11%高の297円。農薬製品やファインケミ カル製品を中心に売上高の増加、販売費・一般管理費の節減で、2010 年11月期の連結営業損益は11億円の黒字と、前期の15億円の赤字か ら改善した。11年11月期は前期比32%増の14億円と続伸を計画する。

エルピーダメモリ(6665):2.5%高の1087円。ドイツ証券は14 日、投資判断を「売り」から「ホールド」に、目標株価を750円から 1000円に引き上げた。DRAM市況の調整が想定以上の速さで進み、 単価は下位メーカーの採算線を割り、変動費に近い水準まで下落した 点に言及。短期的に、これ以上の大幅な悪化は想定しづらいとした。

半導体関連株:SUMCO(3436)が5.3%高の1316円。信越化 学工業(4063)が2.3%高の4830円、東京エレクトロン(8035)が3.4% 高の5740円など。大和証券キャピタル・マーケッツ金融証券研究所の 西村由美次長によると、「米インテルが先週、好決算や設備投資の増勢 姿勢を示したことをきっかけに、半導体関連株への物色意欲が高まっ ている」と話していた。米半導体株の指標となるフィラデルフィア半 導体指数(SOX)は、14日の取引で2.7%高と52週高値。

大日本スクリーン製造(7735):3.8%高の691円。JPモルガン証 券は17日、今後12カ月間の目標株価を790円から1000円に引き上げ た。同日付の投資家向けメモでは、受注、収益の回復傾向、会社側が 想定していた価格低下が実現しない可能性が高まったとして昨年10 -12月期の連結営業利益を75億円と試算、前年同期の10億円の赤字 からの改善を見込んでいる。

東洋電機製造(6505):6%高の493円。コスモ証券の鳥居寛アナ リストは17日付のリポートで、交通事業の見通しが保守的と見られる ほか、産業事業の採算改善が下期も進むとし、11年5月期の連結営業 利益予想を17億円と、会社側計画の16億円を上回る見通しとした。 目標株価は、従来の500円から550円に引き上げた。

JR東日本(9020):1.3%安の5320円。同社ウェブサイトによる と、17日午前8時23分ごろ、新幹線の運行管理システムに障害が発 生し、東北、上越、長野、山形、秋田新幹線の上下線全線で運転見合 わせや大幅な遅れが生じたと発表。同日の共同通信によると、同社新 幹線がシステム障害などで15、17日に相次いでストップした問題を受 け、国土交通省関東運輸局は原因究明と再発防止を命じる警告文書を 手渡した。

安川電機(6506):2.5%高の851円。電気自動車(EV)ベンチ ャーのゼロスポーツ(岐阜県)からEV約1000台分のモーターと制御 装置を受注した、と16日付の日経新聞朝刊が報道。ゼロが11年度に 日本郵政グループの郵便事業会社に納める集配車両向けという。

ユーシン(6985):12%安の677円。自動車、産業機械部門の売り 上げ伸長に支えられ、10年11月期の連結営業利益は前期比5倍の58 億円に膨らんだ。11年11月期は、売上高は前期並みを想定するもの の、国内外工場の拡張など先行投資負担が響き、41%減の34億円を想 定。利益水準の低下を嫌気する売りが広がった。

ユニオンツール(6278):8.2%安の2218円。新製品投入効果など で主力のPCBドリルの売り上げが伸長、原価低減も進め、10年11 月期の連結純利益は前期比12倍の19億6900万円となった。ただ、ス マートフォン(高機能携帯電話)向けの納入は限定的で、11年11月 期 は6.9%増の21億円と前期から増益率が大きく鈍る見込み。担当アナ リストらの事前予想28億円も下回り、売り圧力が増した。

ニッケ(3201):12%高の770円。衣料繊維事業の国内外グループ 会社の再編、開発事業で収益性を重視した物件入れ替えを進めた影響 などで、10年11月期の連結純利益は前期比2.7倍の21億4800万円 となった。11年11月期は4割増の30億円を計画。また、発行済み株 式総数の0.37%に当たる30万株を上限に自社株買いを行うため、業 績改善、株主還元姿勢を好感する買いが優勢になった。

プレナス(9945):5.8%高の1329円。「ほっともっと」の既存店 売上高前年比が回復基調にあり、11年2月期の連結営業利益計画を従 来比22%増の57億円に上方修正した。前期比では14%の減益予想が 一転、4%増益になる見通し。また、11年2月28日を基準日とし、 1株当たり26円の期末配当を実施する。

ポプラ(7601):7%安の489円。100%子会社のキリン堂薬局へ の内部調査で不適切な棚卸資産の計上が発覚し、11年2月期の第3四 半期報告書が法定提出期限内の1月14日までに提出できなくなった と同日発表。これに伴い東証は、監理銘柄に指定した。

JT(2914):0.8%高の31万3000円。製品特性と高いシェアを 背景に強力な価格転嫁力を発揮しようと指摘し、野村証券は14日に投 資判断「1(買い)」を維持、目標株価を34万円から38万円に上げた。 また、ゴールドマン・サックス証券は15日付の消費財セクターリポー トの中で、国内のたばこの販売数量が会社想定以上に推移しているな どと指摘、2011年のトップピックに選定した。

日本ハム(2282):3.1%高の1139円。鶏肉や豚肉の市況が好調と し、ゴールドマン・サックス証券では15日付の投資家向けセクターリ ポートで、今後12カ月間の目標株価を1200円から1300円に上げた。

ディスコ(6146):2.5%高の5310円。10年10-12月期の連結営 業利益が前年同期並みの約20億円になったもようと、15日付の日経 新聞朝刊が報道。 スマートフォン(多機能携帯電話)などの市場拡大 を背景に、半導体チップ切断装置の売り上げが伸びたという。ただ、 L ED(発光ダイオード)用装置の研究開発費が増えたとも指摘。

アルコニックス(3036):6.6%高の2085円、一時2099円と52 週高値を更新。アルミニウム製品や伸銅品の販売が伸長、レアメタル (希少金属)やレアアース(希土類)の扱いも増え、10年4-12月期 の連結経常利益は前年同期比2.4倍の25億円前後になったもよう、と 15日付日経新聞朝刊が報道。同社では午前9時に、報道内容は当社が 発表したものではないとするリリースを公表した。

日立化成工業 (4217):3.6%高の1773円。12年3月期に連結営 業利益で500億円超を目指すとの目標を田中一幸社長がインタビュー で示した、と15日付の日経新聞朝刊が報じた。

フージャースコーポレーション(8907):2.1%高の3万8700円。 10年4-12月期の契約済み戸数が543戸だったと14日に発表。 11 年 3月通期計画の引渡戸数600戸に対する進ちょく率は91%。計画達成 を見込む買いが先行した。

ウエストホールディングス(1407):6.4%安の701円。エコリフ ォーム事業で住宅エコポイントへの施策展開が遅れ、10年9-11月 (第1四半期)の連結売上高は前年同期比15%減の51億円だった。 ただ、グリーンエネルギー事業で自社開発の太陽光発電システムの卸 売が伸びた影響などで、営業利益は前年同期比24%増の3億円だった。

AQインタラクティブ(3838):2.5%高の11万6300円。連結子 会社のマイクロキャビンの株式の85%をフィールズ(2767)へ譲渡す ることに伴い、2億円の特別利益を計上するとし、11年3月期の連結 純利益予想を従来の3億9000万円から前期比8.5倍の5億円に増額修 正する、と14日に発表した。

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