レアアース生産の米モリコープや競合企業:増産へロビー活動を活発化

米議員らが米国のレアアース生産 回復を目指すなか、米モリコープや同社と競合する可能性のあるレアア ース採掘企業は優位に立とうとしのぎを削っている。レアアースは 「スマート爆弾」と呼ばれる米国の精密誘導兵器や風力タービン、携帯 電話などの製造に利用される。

モリコープの広報担当バイスプレデント、ジム・シムズ氏はインタ ビューで、同社はレアアースを金属や合金、磁石に転換するため連邦政 府から融資保証を受けることを望んでいると述べた。同社はカリフォル ニア州で、閉鎖された鉱山の操業を再開する準備をしている。

中国が昨年7月に輸出枠を70%以上削減する方針を示したことを 受け、米当局者や議員らは国内供給向けレアアースの開発推進を呼び掛 けている。ミズーリ州で鉱山を開発するウイングズ・エンタープライゼ ズ(セントルイス)のオーナー、ジェームズ・ケネディ氏によると、各 社は自社にとって有利な法律が制定されるよう議会に対してロビー活動 をしている。

ケネディ氏は「非常に対抗心の強い業界だ。競合企業が生産を増や すのを望んでいない」と述べた。

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