今週の米指標:住宅着工は減少、中古住宅販売の回復緩慢か

今週発表される米国の経済指標 では、昨年12月の住宅着工件数が減少し、中古住宅販売件数は優遇 税制措置打ち切りに伴う落ち込みからの回復に手間取っている状況が 示される見込みだ。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト61人の調査 中央値によれば、米商務省が19日に発表する12月の住宅着工件数 は年率換算55万戸と前月比0.9%減が予想される。11月は3カ月ぶ りに増加し、同3.9%増だった。

同時に発表される12月の住宅着工許可件数(年率換算)は前月 比2%増の55万5000件が見込まれている。

また、12月の中古住宅販売件数は2カ月連続の増加となるもよ う。全米不動産業者協会(NAR)が20日発表する同件数は、ブル ームバーグがまとめたエコノミスト予想によると、前月比3.8%増の 年率換算486万戸となる見込みだ。

住宅着工許可件数の増加と株式相場の上昇、消費者期待度の改善、 新規失業保険申請件数の減少を背景に、米民間調査機関コンファレン ス・ボードが20日発表する12月の景気先行指標総合指数(LEI) は前月比0.6%上昇が予想されている。予想通りなら6カ月連続の上 昇となる。

製造業景況指数

住宅建設業者は楽観的ではない。全米ホームビルダー協会(NA HB)とウェルズ・ファーゴが18日に発表する1月のNAHB住宅 市場指数は17と、前月の16から小幅の改善にとどまる見込み。同 指数は50を下回ると、住宅建設業者の多くが現況を悪いとみている ことを示す。2009年1月には過去最低の8を記録した。

このほか、18日にニューヨーク連銀が公表する1月の同地区製 造業景況指数は2カ月連続の上昇が見込まれる。一方、20日にフィ ラデルフィア連銀が発表する1月の同地区製造業景況指数は、製造業 活動の拡大ペースが前月に比べ鈍化したことを示すとみられている。

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