英BPが露ロスネフチと株式持ち合い、北極圏で共同開発

英石油会社BPはロシアのロスネ フチと北極圏での共同開発の一環として、相互に株式を持ち合うこと で合意した。

ロンドンで行われた調印式で公表された資料によれば、BPは自 社株78億ドル(約6464億円)相当をロスネフチの株式9.5%と交換 する。ロスネフチはBPの株式5%を保有することになる。国際石油 資本(メジャー)と国営石油会社との大規模な株式持ち合いは初めて。

両社はロシアにある北極海の3つの鉱区で共同開発する予定で、 この鉱区には最大1000億バレルの石油・天然ガスが埋蔵されている可 能性があるという。

米国史上最悪の原油流出事故を起こしたBPの経営再建を任され ているボブ・ダドリー最高経営責任者(CEO)にとって、今回の資 本・業務提携は昨年10月の就任以来最大の取引。BPは既にロシアの 石油会社2位のTNK-BPに50%出資しているが、今回のロスネフ チとの合意でさらにロシアでの立場を強化できる。

BPのカールヘンリック・スバンベリ会長は14日のインタビュー で、「当社が長い間実行したいと考えていた取引だ」とし、「大型提携 によってわれわれは北極圏で開発する権利を得られる」と語った。

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