欧州株(14日):売り優勢、中国の景気抑制策で-エクストラータ安い

欧州株式市場では売りが優勢と なった。中国が過熱している国内景気の沈静化に向けた措置を講じ たことから、資源株が売りを浴びた。

スイスの産銅会社エクストラータと、英鉱山会社アングロ・ア メリカンが安い。非鉄金属の最大消費国である中国はこの日、市中 銀行の預金準備率を引き上げると発表した。ドイツの製鉄会社ティ ッセンクルップは3.2%下げた。アラン・ヒッペ最高財務責任者 (CFO)の辞任が売りを誘った。

一方、オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールデ ィングは6.4%の大幅高。米半導体メーカー、インテルの売上高見 通しがアナリスト予想を上回ったことが好感された。

ストックス欧州600指数は前日比0.1%安の283.77で終了。 騰落比率は7対8。週間ベースでは1%上げた。欧州連合(EU) が債務危機の拡大を阻止する取り組みを強化するとの期待が押し上 げ要因だった。

ETXキャピタル(ロンドン)のシニアトレーダー、マノジ ュ・ラドワ氏は、「中国が政策金利を引き上げる1歩手前の措置で、 同国経済の余剰資源を抑制することが狙いだ」と述べ、「市場はま だ方向性を見極めようとしているが、弱気になりつつあるようだ」 と続けた。

14日の西欧市場では、18カ国中9カ国で主要株価指数が下落 した。エクストラータは1.2%安、アングロ・アメリカンは3.2% 下げた。

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