米鉱工業生産指数:12月は0.8%上昇、公益が押し上げ

昨年12月の米鉱工業生産指数 は市場予想を上回った。企業設備や家電が好調で、新年入りしても製造 業が引き続きけん引役になっていることを示唆した。

米連邦準備制度理事会(FRB)が14日に発表した12月の鉱工 業生産指数(製造業、鉱業、公益事業の生産を対象、季節調整値、2002 年=100)は前月比0.8%上昇と、5カ月ぶりの大幅な伸びとなった。 11月は0.3%上昇に修正された。ブルームバーグがまとめたエコノミ スト82人の予想中央値は0.5%上昇だった。

製造業部門の生産は0.4%上昇。公益事業は天候要因で4.3%上昇 した。

BNPパリバの北米担当チーフエコノミスト、ジュリア・コロ ナド氏(ニューヨーク在勤)は「製造業は引き続き経済全体に比べて強 い」と指摘。「消費者の支出心理は強まっている」と述べた。

設備稼働率は76%と、2008年8月以来の高水準。ただ、過去 20年の平均80%は大きく下回っている。

製造業の生産拡大は、0.6%上昇した企業設備がけん引した。企業 設備にはコンピューターや通信機器、半導体が含まれる。消費財と原材 料はともに1%上昇。

石油掘削を含む鉱業は0.4%上昇。自動車生産はメーカーの在庫縮 小が影響し、0.2%低下した。

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