米消費者物価指数:12月0.5%上昇、燃料が押し上げ

米消費者物価指数は昨年12月 に市場予想を上回る伸びとなった。燃料や食品価格の上昇を反映した。 一方、そのほかの財とサービスの価格は年間での伸びが過去最低にとど まった。

米労働省が14日発表した12月の米消費者物価指数(CPI、 季節調整済み)は前月比0.5%上昇。ブルームバーグ・ニュースが まとめたエコノミストの予想中央値は0.4%上昇だった。12月の食品 とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.1%上昇となり、予想と一致 した。

ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニア債券スト ラテジスト、ジョン・ハーマン氏は、「経済にはあまりにも多くのたる み(スラック)が存在するため、インフレ圧力は相対的に抑制された状 態が続いている」と指摘。「これは米連邦準備制度理事会(FRB)の スタンスを正当化する新たな要素となる」と述べた。

昨年1年間では、CPIは1.5%上昇と、2年ぶりの小幅な伸 び。エコノミスト予想は1.3%上昇。

コア指数は年間で0.8%上昇と、集計が開始された1958年以降で 最小だった。2009年は1.8%上昇していた。

12月はエネルギー価格が前月比4.6%上昇。年間では7.7%の上 昇だった。食品価格は前月比0.1%、前年同月比は1.5%それぞれ伸び た。

コア指数の伸びが抑制された背景には、新車価格が12月に前月比 横ばいだったことがある。新車価格は昨年9月から上昇しておらず、年 間では0.2%の低下だった。

帰属家賃は0.1%上昇と、3カ月連続で同率の伸び。差し押さ えの増加で住宅の所有が減少し、賃貸住宅の需要拡大につながっている。 医療費は0.2%上昇した。年間では3.3%上昇。

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