来週のNY原油先物相場:43%が下落を予想-在庫の増加観測で

来週のニューヨーク原油先物相場 は下落しそうだ。年末の在庫削減を終え、製油所が原油在庫を増やす見 通しが背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト40人を対象に実施した調 査では、17人(43%)が来週の原油先物相場は下落と予想。上昇予想 は14人(35%)。横ばい予想は9人だった。前回は52%が下落を予 想した。

先週の原油在庫は3億3310万バレルと、昨年2月以降で最低水準。 昨年11月末以降で7.4%減少。12月は例年、製油所が原油在庫を絞る ので減少する。一部地方自治体が年末の在庫量に対し課税するためだ。

スタンダード・バンクの商品ストラテジスト、ジェームズ・チャン 氏(ロンドン在勤)は「昨年末の在庫減少は止まると予想している。 季節的に在庫が増える時期だからだ」と述べた。

米エネルギー省のデータによると、2006年以降、毎年12月は在 庫が減少し、1月には増加している。

チャン氏は「アラスカを横断するパイプラインが再開すれば、相場 が圧迫される」と語った。1287キロメートルに及ぶアラスカ横断パイ プラインは8日に原油漏れで閉鎖された。10日に再開したが、アラス カ・パイプライン・サービスは週末にバイパスを設置するため再び閉鎖 する。

原油先物2月限は今週に入って3.37ドル(3.8%)上昇し、13日 の終値は91.40ドル。前年同期比では15%上昇。

04年4月の調査開始以来、相場の方向性を正しく予測した確率 は47%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

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