中国不動産会社がドル決済の人民元合成債券を発行-元需要取り込む

中国の複数の不動産開発会社が、 ドル決済の人民元建て社債の発行を始めた。上昇が続く人民元に対す る海外需要を取り込むとともに、調達した資金の送金を容易にする仕 組みを活用する。

ブルームバーグのデータによれば、中駿置業は7日、いわゆる合 成債券を20億元(約250億円)発行した。瑞安房地産は先月、初の こうした社債を発行している。

中駿置業の財務管理責任者、ポール・リ氏は電話インタビューで、 発行した5年債の利回りは10.5%で、同社のドル建てにした場合よ り約350ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低いと述べた。

同氏は「誰もが人民元の上昇は続くと見込んでいる。純粋な米ド ル建て債に比べ、ずっと大きな需要がある」と指摘。「純粋な人民元建 て債を発行した企業の中には、中国への送金が非常に難しいと感じて いる発行体もある」と述べた。

合成債券を購入する投資家は同債券の額面通貨の上昇から利益を 得られるほか、利払いと償還は別の通貨で受け取る。

ノムラ・インターナショナルの日本を除くアジア担当クレジット セールス責任者(香港在勤)、ジョージ・サン氏は、「香港のほぼすべ ての銀行」が人民元建ての合成債券発行に関心のある企業から問い合 わせを受けていると話した。

--Henry Sanderson. With assistance from Katrina Nicholas and David Yong in Singapore. Editors: Hugh Chow, Will McSheehy

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 笠原文彦  Fumihiko Kasahara  +81-3-3201-3761 fkasahara@bloomberg.net Editor:Keiko Kambara 記事に関する記者への問い合わせ先: Henry Sanderson in Beijing at 86-10-6649-7548 or hsanderson@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Will McSheehy at +65-6212-1140 or wmcsheehy@bloomberg.net

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE