米パーマル、米国株とマクロ型ヘッジファンドへの資産配分拡大へ

米資産運用会社レッグ・メイソ ン傘下で顧客資金のヘッジファンド投資に携わるパーマル・アセッ ト・マネジメントは、米国株とグローバル・マクロ型のファンドへの 資産配分を増やす計画だ。背景には新興国がインフレ抑制に苦戦して いることがあるとしている。

パーマルのアイザック・スエード会長兼最高経営責任者(CEO) はインタビューで、「新興市場のマクロ経済状況は現在、良くない状 況にある」と述べ、「これらの国が何とかソフト・ランディング(軟 着陸)するまでは、米国株式市場の方が良いパフォーマンスになるは ずだ」と指摘した。

米国株の指標のS&P500種株価指数は2010年に13%上昇した 一方、中国などの新興国では株価が下落した。米経済の成長加速見通 しからゴールドマン・サックス・グループやHSBCホールディング スなどのアナリストは11年末のS&P500種予想を上方修正してい る。

スエードCEOによると、220億ドル(約1兆8200億円)を運 用するパーマルは、マクロファンドに約80億ドル、米国のロング・ ショート型ファンドに12億ドル余り投じている。同CEOは、アジ アの中央銀行がインフレ抑制のために利上げに動くとの懸念が広がる 中で、新興市場の価格変動に備えてマクロファンドへの投資を増やす と述べた。

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