博報堂DY株8日ぶり急反落、広告回復は1月ピークとゴールドマン

広告会社国内2位の博報堂DYホ ールディングス株は一時、前日比3.7%安の4765円と8営業日ぶりに 急反落した。広告市場の回復傾向は1月にピークを打つとみられるほ か、株価に割安感が乏しいとの見解をゴールドマン・サックス証券が 示唆。大発会から上昇が続き、前日には昨年5月来高値を付けていた 中で、業況の先行きを慎重に見る売りに押された。

ゴールドマン証の小池隆由アナリストは13日付のリポートで、 「広告市場の月次前年比増減率のモメンタムは、1月がピークとなる 可能性が高い」と考えており、広告会社株のバリュエーションに割安 感はないとの見方を示している。

同氏によると、足元の大手広告会社の売上高は好調で、博報堂D Yと電通は共に1月は2けたパーセントの増収が見込まれるという。 ただ、広告大手8社の合計売上高は、2010年2月以降は微減だったた め、2月以降は前年実績のハードルが高くなると指摘。結果的に、広 告市場の前年比増減率は1月に前年同月比ピークとなり、その後11 年後半に向かって急速に低下する可能性が大きいと予想した。

リポートの中で、過熱感が強まったと指摘された電通株も一時

2.6%安の2630円と反落。同証によると、12年3月期の予想PERは 博報堂29倍、電通21倍と、調査対象としている欧米広告会社の平均 14倍より高いという。

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