【テクニカル分析】ユーロは1カ月ぶり高値へ上昇も―上田ハーロー

上田ハーローのシニアアナリスト、 山内俊哉氏によると、一目均衡表を用いたテクニカル分析の観点から、 ユーロは対ドルで約1カ月ぶり高値となる1ユーロ=1.3500ドル付近 に向けて一段と上昇する可能性がある。

ユーロ・ドルは12日に1.3072ドル付近を通っていた過去200日 間の終値の平均値を表す移動平均線を突破。13日にはユーロ高が一段 と進み、一時、1.3383ドルと今月4日以来の高値をつけた。

山内氏は、ユーロ・ドルが日ベースの一目均衡表上の基準線と転換 線をしっかり上抜けたことで、それらの線が支持線に変わる可能性があ ると指摘。「基準線と転換線で底固めすると『雲』の下限が下がってく るので、徐々に上昇圧力が出てくる」とみている。

14日午前11時6分現在のユーロ・ドル相場は1.3329ドル前後で 推移。ブルームバーグのチャートによると、2本の先行スパンに挟まれ た価格帯の「雲」の下限は足元、1.3407ドルにあり、来週は1.33ド ル台後半から半ばへ切り下がってくる。過去9日間の高値と安値の平均 値を結んだ「転換線」は14日時点で1.3150ドル、同26日間の高安 値の平均値を表す「基準線」は1.3183ドルに位置している。

山内氏は、今後の展開について、「『雲』を試すか、1月4日の高 値(1.3433ドル)や12月の高値(14日、1.3499ドル)を試す」と 予想。「そこを抜けてくると、遅行線も雲の中に入ってくるので、トレ ンドの転換となり、上昇継続となるのではないか」と分析している。

遅行線は当日の終値を26日前にさかのぼって表示した線で、現時 点では「雲」の下に位置している。

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