日医工株が3週ぶり高値、後発医薬品の普及進み今期も最高益更新へ

後発医薬品(ジェネリック)メー カー大手の日医工株が3営業日続伸。政府の普及促進策などを背景に、 ジェネリックの処方が増えている。中長期的な安定成長が見込める銘柄 とみられ、買いが集まった。

株価は主力の大阪証券取引所で前日比1.4%高の2903円まで上げ、 2010年12月21日以来、約3週間ぶりの高値を付けた。

日医工が13日の取引終了後に公表した今期(11年11月期)業績 計画は、連結売上高が前期比20%増の774億円、純利益が同16%増の 45億円。純利益は前期に続き過去最高となる予定。11月に販売承認を 受けたジェネリック新薬がフルで貢献するほか、欧製薬最大手サノフ ィ・アベンティスから販売移管を受けた睡眠障害薬「アモバン」も寄与 するという。

東海東京調査センターの赤羽高シニアアナリストは、「売上高が2 割伸びれば、製造原価低減効果も働き利益はさらに伸びる」と述べ、会 社予想は控えめであり、これまでの同社予想である純利益56億円を変 える必要はないとしている。

赤羽氏は「医療費抑制の観点からは、当面ジェネリックの普及とい う政策しか良いものはなく、ジェネリックメーカーはむしろこれからイ ンセンティブを受ける」としたうえで、バイオシミラー(バイオ医薬品 のジェネリック)などでも先んじて布石を打ってきた日医工株は「中長 期で成長が見込める投資対象」と述べていた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE