中国の女性富豪は超高級車が大好き-「マセラティ」や「フェラーリ」

北京に住む劉麗莉さんの楽しみは スピードを出してドライブすることだ。彼女は、自分が熱中するもの への出費をいとわない。

建設会社社長である劉さん(44)は2年前、ポルシェのグレーの 「911カレラS」を120万元(約1500万円)で購入した。「007」の ジェームズ・ボンドの映画で知られるスポーツカー「アストン・マー チン」も手に入れようとしている。街中を走る時、注目の的となるこ とを「とても誇らしく思う」と話す。

「スピードが出る車は常に男性社会のものだった。女性がそうし た車を買うのは、男性と対等な地位を求めることの表れ」と劉さんは 語った。

中国の富裕層の3分の1は女性だ。全人口の中で彼女たちが高性 能のスポーツカーを購入する比率は不釣り合いに大きい。イタリアの 自動車メーカー、フィアットによれば、「マセラティ」を購入する女性 の比率で中国は欧州の3倍。「フェラーリ」を買う女性の比率は全世界 平均の2倍だという。

米国に本拠を置くコンサルティング会社ベイン・アンド・カンパ ニーによれば、中国における超高級車の販売は昨年60%増加したもよ う。同社パートナーのレイ・ツァン氏(上海在勤)は、今年は35%増 になると予想する。成功の証しが欲しい人などが購入をけん引すると みている。

調査機関、胡潤百富(上海)によれば、中国の富裕層は2010年に 6.1%増の87万5000人となった。中国の同年7-9月(第3四半期) の経済成長率は9.6%だった。

自ら財産を築いた世界の女性富豪の上位20人のうち、中国人は11 人を占める。胡潤百富によると、首位は玖龍紙業(ナイン・ドラゴン ズ・ペーパー・ホールディングス)の創設者兼会長である張茵氏で、 推定資産額は56億ドル(約4630億円)。

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