ユニヘアー株が急落、女性かつら苦戦と減損で今期赤字拡大

かつら最大手のユニヘアー株が急 反落。女性向けかつらの販売苦戦に加え、店舗の減損損失計上もあり、 2011年2月期の赤字幅が従来計画から拡大する見通しとなった。収益 環境の厳しさを嫌気した売りが膨らみ、前日比12%安の940円まで下 げ、昨年11月4日以来の安値に沈んだ。

広報IR室の高橋道義・次長は、女性向けかつら販売店の出店が計 画に届かず、「国内で売り上げの約65%を占める女性向けウィッグ (かつら)の売り上げが当初見込みを下回りそう」と話す。今期末まで に女性向けかつらの専門販売店舗を114店まで増やす予定だったが、昨 年11月末時点で72店にとどまり、計画達成が難しくなってきたという。

このほか、収益性が低下した営業店舗の減損損失50億6700万円が 発生する見込み。繰越欠損金の回収可能性を判断した結果、59億3700 万円の繰延税金資産の取り崩しを計上する必要もあるため、11年2月 期の連結純損益予想を49億円の赤字から、198億円の赤字に下方修正 した。前期は99億円の赤字。

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