経財相:「人生は不条理」、閣僚人事で-景気は「薄日」

海江田万里経済財政担当相は14 日午前の閣議後会見で、内閣改造に伴う人事について、首相の専権事 項として直接的な言及は避けたものの、「人生は不条理」との感想を 述べた。一方、国内景気動向では、一部のデータに薄日が出始めてい るとの見方を示した。

同日午後行われる内閣改造では、与謝野馨元財務相が経財相に起 用される一方、海江田氏は経済産業相に横滑りすると各国内メディア は伝えている。与野党の政治家として同じ選挙区で戦ってきた2人が 入閣する可能性が報じられていることについては「今後のことは全く 白紙だ」とした上で、「ただ、一言申し上げれば、人生というのは不 条理だなと思っている」と語った。

国内経済に関しては「非常に微妙な段階にある」と述べ、昨年10 -12月と今年1-3月は「大変心配していたが、一部のデータに若干、 薄日が差し始めているかな」との認識を示した。その上で、自身が交 代する場合、後任の経財相にはデフレの脱却と財政再建のバランスを 取りつつ、「そうした経済の状況を好転させていただきたい」と要望し た。

内閣府が12日発表した12月の景気ウオッチャー(街角景気)調 査によると、3カ月前と比べた景気の現状判断DIは45.1と、11月 の43.6から上昇した。2、3カ月先の景気を示す先行き判断DIは

43.9と11月の41.4から上昇した。

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