英経済:二番底の確率は20%、失業増などでリスク高まる-CEBR

英経済が再びリセッション(景気 後退)に陥る確率は20%だと、英民間調査機関、経済ビジネスリサー チセンター(CEBR)はみている。失業者の増加やインフレ加速が 成長を圧迫するためだという。

CEBRは14日、電子メールで配布した発表文で、今年の英経済 の成長率見通しを1.1%と、昨年10月時点の1.3%から引き下げた。 これにより二番底の確率は従来の10%から高まったとした。

CEBRのエコノミスト、スコット・コーフ氏は、見通しの修正 は「軟調な雇用指標が続いていることや消費者物価の大幅な上昇」を 反映したものだと説明。「内需の弱さが見込まれる中で、大幅な成長の けん引役を見つけるのは困難だ」と指摘した。

さらに、イングランド銀行(英中央銀行)は資産買い取りプログ ラムの規模拡大を余儀なくされる可能性が高いと予想。ただそれはイ ンフレ率の低下が条件になると指摘した。昨年11月のインフレ率は

3.3%と、政府の目標上限を上回る水準だった。

イングランド銀は13日、資産買い取りプログラムの規模を2000 億ポンド(約26兆円)に、政策金利は過去最低の0.5%にそれぞれ据 え置くことを決めた。

CEBRはまた、2010年の成長率見込みを1.5%から1.8%に上 方修正。12年の見通しも1.4%から1.5%に引き上げた。インフレ率 については、年内に最大4%程度に加速した後、来年半ばまでには

1.6%に低下すると予想した。

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