ダイセキ環株が急落、土壌調査苦戦し3-11月大幅減益に

ダイセキ環境ソリューション株が 大幅に3日続落。主力の土壌汚染調査や環境分析事業で苦戦し、2010 年3-11月期利益は大きく減った。配当予想を引き下げたこともあり、 業況の厳しさが嫌気され、前日比8.1%安の7万200円まで売られた。

ダイセキ環は14日、3-11月期の単独純利益は前年同期比95% 減の1900万円だったと発表した。全売上高の97%を占める土壌汚染 調査・処理部門の売り上げが同33%減となったほか、環境分析部門も 29%減と振るわなかった。11年2月期の期末配当予想は従来の1株当 たり1200円から400円に減額した。

同社管理部の近藤知志氏によると、土壌汚染対策法が昨年4月に 改正され、規制強化となった。当初は関連業者の淘汰(とうた)につ ながると見ていたが、「淘汰はなかなか進まず、競争激化が続いている」 という。

同社は、11年2月通期の単独純利益を前期比78%減の8400万円 と、従来計画を据え置いた。近藤氏は、3-11月時点での進ちょく率 は23%と遅れ気味だが、計画達成に向け「足もとで引き合いがある大 型案件を第4四半期に受注できるよう努める」と話していた。

13日に9カ月増益決算、年間増配方針を示しながら、子会社株急 落の影響もあって、ダイセキ環の親会社である産業廃棄物処理大手の ダイセキ株も一時7.7%安の1532円と、急反落している。

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