米証券ディーラー、ヘッジファンドやPE向け与信基準を緩和-FRB

米ウォール街の主要証券ディーラ ーは昨年10-12月(第4四半期)に、証券を裏付けとして借り入れる ヘッジファンドやプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会 社向けの与信基準を緩和した。米連邦準備制度理事会(FRB)の四 半期調査から明らかになった。

FRBが13日公表した同調査によると、昨年12月までの3カ月 間に与信基準を「やや緩和した」と回答したディーラーの割合は、「や や厳格にした」との回答を上回った。また、顧客がディーラーに価格 面で譲歩を求める度合いが「やや強まった」ないし「かなり強まった」 とした回答は55%となり、ヘッジファンドなどの投資家が価格交渉で 要求を強めていることが示唆された。

同調査によると、与信基準の緩和は他社との競争激化と、全般的 な市場機能の改善が主因。回答の90%は、これらの要因が条件緩和に おいて「極めて重要」あるいは「やや重要」だったとした。

FRBは証券ディーラーの与信基準に関する四半期調査を始める 理由について、金融危機によって「信用仲介の膨大な規模が従来の銀 行セクターの外側で動いたことが浮き彫りなった」ことが一因だと、 昨年説明していた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE