サカタタネ株が急伸、野菜種子伸び大幅増益-自社株買いも

種苗や農園芸資材を販売するサカ タのタネ株が大幅続伸。主力の野菜種子の売り上げが伸び、2010年6 -11月期(上期)の連結純利益は前年同期比44%増となった。自社株 買い実施の方針も示したことから、良好な収益環境と株主還元姿勢を評 価した買いが入り、一時前日比5.7%高の1213円と、昨年7月16日以 来、およそ半年ぶりの高値水準を回復した。

6-11月期の連結純利益は前年同期比44%増の7億8600万円だっ たと、13日発表した。野菜では、ブロッコリー、トマト、キャベツ、 ニンジン、ホウレンソウ、ネギなどの戦略商品が国内外で順調に売り上 げを伸ばした。海外事業については、北米とアジアで野菜種子販売が拡 大した結果、欧州での苗事業からの撤退や円高による売上高の目減りの 影響を最小限にとどめた。

コスモ証券の西川裕康シニアアナリストは、事業環境は明らかに改 善してきたと話す。サカタタネは、成長や収穫量などに優れる好採算の ハイブリッド種子に強みを持ち、「ハイブリッド種子を使用する傾向が 出てきた中国やインドなどアジアからのおう盛な需要を取り込み始めて いる」と同氏は指摘する。同証券は11年5月期の連結純利益を14億円 と、会社計画の前期比30%増の13億円を上回るとみている。

サカタタネはまた、発行済み株式数の2.18%に当たる100万株、 金額で15億円を上限に自己株式を取得することも13日に発表した。取 得期間は14日から8月26日まで。

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