天然ゴム先物:最高値更新か、供給減と需要拡大で-アナリスト調査

天然ゴム相場は今後も上昇基調を 継続し、過去最高値を更新すると、アナリストやファンドマネジャー は予想している。季節的な生産減少や自動車販売増加による需要拡大 を要因として挙げている。天然ゴムは商品相場の中で今年最も高い上 昇率を示している。

アストマックスの江守哲ファンドマネジャーは、相場が現物需要 の大幅な低下につながる水準に達するまで上昇基調は続くと指摘。そ の水準を予測するのは難しいが、600円辺りかもしれないと述べた。 同氏は昨年9月にゴム相場が最高値を更新すると予想し、的中させた。

東京工業品取引所の天然ゴム先物相場は13日、過去最高値の1キ ログラム当たり454.4円に達した。昨年は年間ベースで50%上昇した。 ゴム相場の高騰はブリヂストンなどタイヤメーカーのコスト上昇につ ながるほか、穀物や金属、原油などの他の商品相場が上昇するなかイ ンフレを加速させそうだ。ブルームバーグがアナリストやファンドマ ネジャー4人を対象に実施した調査の中央値では、1-6月(上期) に500円に上昇すると予想されている。

エース交易・総合企画部の田坂寿章アナリストは、供給が拡大す る需要に追い付かないため、ゴム先物は6月までに1キロ当たり500 円に上昇する可能性があるとの見方を示した。同氏も昨年9月に相場 上昇を的確に予想した。

東京のゴム相場は12日の取引終了時点で今年に入って9.6%上昇 し、S&P GSCI商品指数の他の構成銘柄を上回っている。

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