ファナック:産業ロボットに軸足、中国のブーム追い風-稲葉名誉会長

工作機械向け制御装置メーカー最大 手のファナックは、中国で広がる機械化の波に乗るため、産業用ロボッ トに軸足を移しつつある。同社の創業者、稲葉清右衛門名誉会長が明ら かにした。

同名誉会長は今週、約20年ぶりに海外メディアのインタビューに 応じ、来年度に工場を建設し、ロボット生産を2倍余りに拡大すると述 べた。富士山麓の工場での月間生産を2000台から5000台に増やす計画 だという。

稲葉名誉会長は、ロボットが同社にとって「ナンバーワン」の優先 事項だと説明。成長している市場は中国であり、すべてがそこに行き着 くと語った。

ファナックの中核事業は好調で、株価は昨年44%上昇した。225銘 柄から成る日経平均株価では衣料品アジア最大手のファーストリテイ リングを抜き、最大のウエートを占める。

ファナックの営業利益率は7-9月期に過去最高の44%に達し、ブ ルームバーグがまとめたデータによれば、TOPIX100指数の構成銘 柄中3位となった。

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