欧州:12月の新車販売2.7%減-フォードやフィアット不調

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欧州自動車工業会(ACEA)が 14日発表した昨年12月の新車販売台数は、前年同月比2.7%減の105 万台だった。米フォード・モーターやイタリアのフィアット、トヨタ自 動車が不調で、9カ月連続での減少となった。政府による買い替え奨励 策終了の影響が続いている。

ACEAによれば、フォードの販売台数は26%、フィアットは 19%、トヨタは7.6%、それぞれ前年同月比で減った。2010年の域内 販売台数は4.9%減の1380万台だった。

J・D・パワーのアナリスト、ジョナサン・ポスキット氏は、リセ ッション(景気後退)時に導入された買い替え奨励策が一巡したことで 「自動車メーカーは2011年に大量販売するのが比較的難しいと認識す るだろう」と指摘。「高級車を含めた市場全体で2%の販売減少を見込 んでいるが、高級路線ではないメーカーではもっと悪いだろう」と予想 した。

欧州最大の市場、ドイツでの昨年12月の販売台数は6.9%増加。 高級車のBMWや独フォルクスワーゲン(VW)のアウディ部門が好調 だった。VWの欧州全体での販売台数は1.3%減少し、大衆車が8.8% 減少した。

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