ブラジル株:4日ぶり反落-金利先高観と予想上回る米失業保険申請で

13日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が反落。前日に付けた2カ月ぶり高値から4営業日 ぶりの下落となった。市場関係者の間で金利先高観が高まったのに加 え、米失業保険申請件数が予想を上回る増加となったことが嫌気され た。

国内小売り最大手のブラジレイラ・ジ・ディストリブイサン・グ ルーポ・パン・ジ・アスーカルと住宅建設のブルックフィールドはそ れぞれ2%、2.7%下落。国内の雇用増加と豪雨によるインフレ抑制に 向け同国中央銀行が利上げするとの観測が売り材料。世界4位の航空 機メーカー、エンブラエルは2週間余りで最大の下げ。

ボベスパ指数は前日比1.3%安の70721.44で終了。同指数構成銘 柄のうち値下がりは48銘柄、値上がりは21銘柄。通貨レアルは0.1% 高の1ドル=1.6726レアル。

レガン・アドミニストラサン・ジ・レクルソス(サンパウロ)の 運用担当者ファウスト・ゴウベイア氏は「景気は著しく過熱している。 つまり、利上げがあるかどうかの懸念に尽きる」と指摘。また、米国 では「失業保険申請件数が予想を上回り、ブラジル市場にも影響した」 と述べた。

ブラジルのルピ労働・雇用相は13日、昨年国内で255万人の正規 雇用が創出されたと明らかにした。同国の金利先物2012年1月限の利 回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の12.29% となり、トレーダーらの金利先高観測を反映している。

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