中国:人民元での海外直接投資を認める-元国際化への一環

中国は自国企業に対し、人民元に よる海外直接投資を認める。元の国際的な役割を拡大し、ドル依存を 減らす動きの一環。

中国人民銀行(中央銀行)が13日にウェブサイトに掲載した資料 によれば、この新規則は6日付で適用された。既に人民元建て貿易決 済が行われている地域の企業が対象となる。

クレディ・アグリコルのエコノミスト、ダリウス・コワルツィク 氏(香港在勤)は、今回の試験的な措置を「人民元の国際化に向けた 新たな重要な一歩」と評価。海外の投資先が元を受け入れるかどうか は「時間がたてば分かる」と述べた。

人民銀の2010年11月発表の資料によれば、元建て貿易決済額は 同年7-9月(第3四半期)に過去最高の1265億元(約1兆5880億 円)に上った。コワルツィク氏は今回の措置を「資本勘定の開放に向 けたステップだ」と指摘した。

人民銀のこの日の発表資料によると、新規則は企業の合併・買収 (M&A)時にも適用される。

香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)の陳徳霖(ノーマ ン・チャン)総裁は同日、香港の人民元オフショア市場の発展にも「資 するだろう」との声明を発表した。

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