米貿易収支赤字:ほぼ変わらず、輸出増を原油輸入が相殺

米国の貿易赤字は11月に前月と ほぼ同水準にとどまった。輸出が3カ月連続で増加したものの、輸入 が原油の増加を反映して、3カ月ぶりにプラスに転じたため、相殺さ れた。

米商務省が13日発表した11月の貿易収支統計によると、財と サービスを合わせた貿易収支(国際収支ベース、季節調整済み)は 383億ドルの赤字で、前月(384億ドルの赤字、速報値387億ド ル)とほぼ同水準。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミス ト予想の中央値は405億ドルの赤字だった。

国内総生産(GDP)算出に使用されるインフレを控除した実質 財収支は452億ドル赤字と、前月の448億ドルから拡大した。

輸出は0.8%拡大して1596億ドルと、2008年8月の水準に戻 った。中国への輸出額が過去最高を記録したほか、ドイツへの輸出は 2年ぶりの高水準となった。

ソシエテ・ジェネラルのエコノミスト、ブライアン・ジョーンズ 氏(ニューヨーク在勤)は「輸出の拡大はこれで3カ月連続となった」 と指摘。「第4四半期(10-12月)の成長率は、外部要因により大 きく押し上げられるだろう」と述べた。

輸入は1980億ドルで、前月比0.6%(11億ドル)拡大した。 原油輸入は198億ドルと、前月の189億ドルから9億ドル増加した。 原油価格は5月以来の高値に達した。

対中貿易赤字は256億ドルと、前月からほぼ変わらず。中国か らの輸入も増えた。

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