イタリア国債入札:5年物借り入れコスト、2年で最高

イタリア政府が13日に実施した国 債入札で、5年債の利回りは2年ぶりの高水準となった。欧州債務危 機が各国の借り入れコストを押し上げている。

財務省発表によると、30億ユーロ(約3270億円)の5年債の平 均落札利回りは3.67%。5年債の入札としては2009年1月以来の高 水準となった。昨年11月12日の前回入札時は3.24%だった。応札倍 率は1.4倍でほぼ変わらず。

2026年償還債30億ユーロは平均利回りが5.06%で、前回の

4.81%を上回った。応札倍率は1.4倍(前回は1.3倍)。

ニューエッジ・グループの債券アナリスト、アナリサ・ピアッツ ァ氏は投資家向け文書で、「1月としては規模の小さい入札だったし、 イタリアのリスクはユーロ圏の高債務国の中で比較的低いとみられて いるため、入札がスムーズだったのだろう」と分析した。

入札後の流通市場で5年債利回りは下げ幅を広げ17ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)低下の3.67%となった。10年債のド イツ債との利回り格差も8bp縮小の165bpを付けた。

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