GMO:中・印株を「アンダーウエート」-インフレ懸念と割高感で

米資産運用会社グランサム・マヨ・ バン・オッタールー(GMO)は、中国株とインド株を「大幅にアン ダーウエート」としている。両市場は過度に割高であり、両国の中央 銀行はインフレ抑制策をまだ十分に講じていないためだと説明する。 GMOの運用資産は1040億ドル(約8兆6400億円)。

GMOの「エマージング・マーケッツ・ファンド」は、主として ほかの新興市場に比べ両国のバリュエーション(株価評価)が高いこ とを理由に、ベンチマークとなるS&P/IFCIコンポジット指数 に比べ両国の比重を低めて投資している。同社会長のアージュン・デ ィベカ氏が、11日付の投資家向けリポートで説明した。「両国では中 銀が後手に回っていると思われ、インフレ抑制に向け強力な行動が求 められる」と指摘した。

インフレが加速するなか、中国の上海総合指数は昨年11月初めか ら7.6%下落、インドのセンセックス30種株価指数は4%下げている。 同期間中に、21の途上国市場株を対象としたMSCI新興市場指数は

3.8%上昇している。

ブルームバーグ・データによると、発表済みの利益を基にした株 価収益率(PER)は中国とインドの企業が18倍であるのに対し、途 上国の企業は平均で14.7倍。中国の消費者物価指数(CPI)は昨年 11月に前年同月比5.1%上昇と、2年4カ月ぶりの高い伸びとなった。

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