ロシアは投資リスクが「世界で最も高い」国の一つ-英リスク評価会社

ロシアは「企業が投資するには 世界で最もリスクが高い場所の一つ」-。英リスク評価会社のメープ ルクロフトが世界196カ国を対象にした調査で明らかになった。

メープルクロフトが13日に発表した年次「政治リスク地図」に よると、ロシアは投資リスクの高さで世界10位となり、昨年の15位 から上昇した。他のBRICs諸国のブラジル、インド、中国はそれ ぞれ94位、26位、62位だった。

メープルクロフトは、紛争やテロ、法的支配、規制・事業環境な どの項目を評価し、ロシアを含む11カ国を投資家にとって「非常に リスクが高い」とした。

3月にモスクワ市内2カ所の地下鉄駅構内で自爆テロが発生、40 人が死亡した。そのうち一つは連邦保安局(FSA、旧KGB)本部 の近くで起きた。モスクワでのテロ事件としては2004年以来の惨事 となった。

メープルクロフトは、テロの脅威の高さに加え、ロシアの「低い 評価は、事業環境や企業統治、政府の腐敗などの項目で『非常にリス クが高い』という評価を受けたことでさらに悪化した。腐敗は政府の あらゆる階層に広がっている」と指摘した。

メープルクロフトのリポートは、石油会社ユコスの元最高経営責 任者(CEO)、ミハイル・ホドルコフスキー受刑者が「政治利用さ れた裁判」で、これまでの刑期も含め14年服役することになったこ とは、ロシアの司法の独立性の欠如を反映していると指摘した。

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