米景気拡大、個人消費が後押しへ-景気予想的中率トップのハーマン氏

【記者:Timothy R. Homan, Alex Tanzi】

1月13日(ブルームバーグ):米ステート・ストリート・グローバ ル・マーケッツのシニア債券ストラテジスト、ジョン・ハーマン氏は、 今年の米経済が個人消費拡大に支えられ6年ぶりの高成長になるとの 見通しを示した。

ブルームバーグ・ニュースのデータでみると、過去1年の国内総 生産(GDP)予想を最も正確に予想したハーマン氏は、今年の米経 済成長率が3%と、2005年以来の高水準になると見込んでいる。昨年 の個人消費は1.8%増と3年ぶりにプラスに転じたとし、今年は3% 増に加速するとみている。

ブルームバーグ調査によると、ハーマン氏をはじめエコノミスト らは、ブッシュ前政権時代の減税を2年間延長する8580億ドル(約 71兆2000億円)規模の減税延長法が昨年12月17日のオバマ大統領 の署名を経て成立したことを踏まえ、成長率や個人消費の見通しを引 き上げている。

ハーマン氏はインタビューで減税延長法について、「景気にとって 大きな追い風となろう」と語り、借り入れコストを低水準に維持する 米連邦準備制度理事会(FRB)の取り組みを含め、「景気回復の多く の部分は政策支援に支えられている」と指摘した。同氏は先月、今年 の成長率を2.9%と予想していた。

ブルームバーグが今月3-11日にエコノミスト71人を対象に実 施した調査中央値によると、11年の成長率予想は3.1%と、前月の予 想2.6%から引き上げられた。今年の個人消費予測は3%増(エコノ ミスト63人の予想中央値)と、前月の2.6%増から上方修正された。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE