トヨタ:水素燃料電池車、遅くとも15年までに日米独に投入する計画

ハイブリッド車販売で世界最大 手のトヨタ自動車は、今後、市場に投入する電気自動車(EV)に 代わるものとして、水素燃料電池車を遅くとも2015年までに日本と ドイツ、米カリフォルニア州で発売する計画であることを明らかに した。

内山田竹志副社長は、同社は水素燃料電池車の一般向け発売の 障害となっていたコストと技術面の問題を克服しつつあると語った。 既に水素燃料電池車の製造コストを10万ドル(約830万円)未満ま で引き下げることに成功し、市場投入までにさらに50%の削減を目 指しているとした。

同副社長は今週、北米国際自動車ショーでのインタビューで、 「私は次世代乗用車の候補として、燃料電池車に大きな期待を抱い ている」とした上で、「この数年間、残る技術上の問題の多くを解 決してきた」と述べた。

10年前、水素燃料電池車は大いに騒がれたが、一部メーカーが 約100万ドルと見積もったコストの問題や、燃料を供給するスタン ドの数が不十分なことから期待感はしぼんだ。日産自動車のEV 「リーフ」や米ゼネラル・モーターズ(GM)のプラグインEV 「ボルト」はガソリンを購入したくない顧客に狙いをつけたが、両 社のほかトヨタやホンダ、ドイツのダイムラー、韓国のヒュンダイ モーターカンパニー(現代自動車)は依然、走行距離が長く燃料補 給の時間が短い水素燃料電池車の開発を続けている。

内山田氏は通訳を介して英語で、「燃料電池車については、走 行距離は従来のガソリンエンジン車にほぼ匹敵する」と語った。

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