ブリヂスト株大幅続落、天然ゴム高騰で利益伸び悩み警戒-野村格下げ

ブリヂストンの株価が大幅続落。 天然ゴム高騰の影響で今期(2011年12月期)利益は伸び悩むとの見方 が出て、タイヤの値上げ効果期待が後退している。午前の株価終値は前 日比3.2%安の1618円。

野村証券の山岡久紘アナリストは12日付のリポートで、天然ゴム の価格が1キロ当たり500セントを超えるなど、10年8月以降上昇が 続いていることを挙げたうえで、「追加値上げを想定しても、天然ゴム など材料価格の悪影響が大きい」とし、投資判断を「1(買い)」から 「2(中立)」に引き下げた。

同証券では、今期の連結営業利益予想を1850億円から1620億円に 下方修正した。新車用・市販用ともに北米でのタイヤ売上高見通しを上 方修正した一方、天然ゴム価格の前提を1キロ=400セントから480セ ントに引き上げた。タイヤ値上げは1350億円の増益要因になり、売 値・製品構成・数量全体で2230億円利益を押し上げるものの、材料価 格上昇が1850億円の減益要因として働き、円高や償却費なども考慮す ると、同社が推定する前期営業利益1700億円からは減益になるという。

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