三菱ふそう:中型トラックで計3.2万台リコール、過去に火災事例も

独ダイムラー傘下の三菱ふそうト ラック・バスは、中型トラック「ふそうファイター」(製造期間1999 年2月-05年8月)の約3万2000台を対象に、原動機の不具合でリ コール(無料の回収・修理)を国土交通省に届け出た。不具合は14 件で、うち火災12件と部分焼損2件。けが人の報告はないという。

国交省の13日の発表資料によると、冷却水不足による警告灯の点 灯やオーバーヒートの状態で走行を続けると、オイルが漏れ、最悪の 場合は車両火災の恐れがある。改善措置としては、オーバーヒートセ ンサー付きサーモスタットケースに交換する。不具合の報告は01年の 1件が最初で、その後は06年に4件などとなっている。

国交省自動車交通局の三上哲史リコール対策室長は、オーバーヒ ート状態で走行させると今回の場合は最悪、火災に至るが、他の車で は多くの場合、走行不能になると説明した。国交省は今回の不具合を 07年1月から認識して検証・原因究明を始めたが、火災発生の原因が メーカー側にあるのか、使用者にあるのか、明確な結論は出ていない という。メーカー側によると、該当車は国内販売のみで、輸出はない。

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