ケーヒン株反発、新興国需要の拡大見込みドイツ証買い判断

ホンダ系最大の部品会社のケーヒ ン株が反発した。新興国での2輪車需要拡大による業績回復などが貢 献、2011年3月期の営業利益は会社計画を上回り、12年3月期は過去 最高益になると予想し、ドイツ証券では12日に投資判断「買い」で新 規に調査を開始した。業績伸長を見込む買いが優勢で、一時前日比3% 高の1970円まで上げた。

ドイツ証の森脇崇アナリストは12日付のリポートで、ケーヒンに ついて「先進国では損益分岐点を引き下げたことが奏功、新興国では 二輪車の需要拡大をとらえて業績は回復」と分析した。今後は、4輪 車向け部品はホンダの生産台数増加、2輪車向け部品は新興国での需 要拡大に伴い成長すると見ている。今後12カ月間の目標株価は2400 円とした。

同証では、ケーヒンの今期(11年3月期)の連結営業利益を前期 比75%増の240億円と、会社側の212億円を上回る水準を想定。来期 (12年3月期)に関しては、280億円と06年3月期を抜いて過去最高 益を更新すると予想した。

森脇氏は、同社が国内工場の再編や米州での規模適正化などで、 低操業でも利益を生み出せる体質の構築を進めてきた点に言及。さら に新興国の2輪車向けで、競争力のあるキャブレターや電子燃料噴射 システム(EFI)の販売増が成長を支えるとの見解を示した。

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